Construction and Installation 設備工事部について
さまざまな鉄道路線で
装置・機器の施工を行います。
設備工事部は、装置・機器の設置工事を担います。ホームドアをはじめとした多種多様な装置・機器を扱い、どんな現場でも納期内で仕上げます。その施工実績は関東の主要鉄道路線はもちろん、日本全国に広がっています。
- Point 01
現在、ホームドアの設置が日本全国で着々と進められています。国土交通省は2030年までに4,000番線へのホームドア設置を目指しており、当社でもその施工依頼が増えています。
- Point 02
鉄道工事部が扱える装置・設備はホームドアだけに留まりません。生活者がよく目にするものでは、案内表示装置や自動改札機、旅客流動調査用のカメラなど、見えづらいところでは、車両情報伝送装置、転落検知マット用受台など、多岐に渡ります。
- Point 03
鉄道工事を行う時間は、そのほとんどが夜間です。終電から始発までの鉄道業務が休んでいる時間帯に作業します。3-4時間ほどの短時間で完遂するには、効率とスピードが必要不可欠。当社ではチームの連携を高め、時間厳守で取り組みます。
Work image 業務例
ホームドアが 設置されるまで。
施工における業務の流れをご紹介します。

Voice 技術者の声
飯田橋駅S字カーブ。
mm単位の追求。
“キャリアの代表作”と、胸を張って言える仕事が私にはあります。それは、JR飯田橋駅のホームドア設置プロジェクトです。都内でも有数の乗降客数を誇る大型駅を任された当初、工事に関われる喜びと同時に、強いプレッシャーも感じていました。
その理由は、難度の高い工事にありました。飯田橋駅は地理的な要因から坂の中腹に位置し、ホームがS字カーブを描く特殊構造。通常ある程度、駅のホームは直線系であることから、ホームドアは真っ直ぐな連結が可能であるところ、飯田橋駅ではS字のホームに沿った設置が必要でありその点、設置は困難を極めます。言うなれば、直方体のブロックを繋いで曲線をつくるようなもの。連結部に生じる隙間をいかに解消するかが工事の重要ポイントでした。
また各車両にある扉とホームドアは、停車時に位置と高さ、傾きを一致させなければセンサーが異常を検知し、どちらも開かないように設計されています。そのため、電車とホームドアの位置は一切のズレを許しません。私たちに課されたミッションはとても難しいものでした。
工事は進み、迎えた山場。ホームとホームドアの間に薄い鉄板を挟み込み、ずらっと並ぶ筐体同士を限りなく直線かつ傾きが揃うように調整する。ひと晩に2、3筐体ずつ。センサーが正確に反応するよう、また駆動部の負荷を軽減するためにも、決して妥協はできません。現場に響く無線の合図と、ボルトを締めるトルクレンチの「カチッ」という音が緊張感を増幅させます。
工事最終日。いよいよ最後の筐体の調整が完了しました。東の空が赤く染まり出す頃、固唾を呑んで見守る初電確認。車両の扉とホームドアが一斉に「プシュー」と開いたその瞬間、思わず拳を握りました。
私たちが設置したホームドアは今日も人々を、線路への転落や電車との接触から守っています。「mm単位の追求が肝心なんだから!」と家族や友人に、つい熱を込めて語りたくなります。電車の安全運行を守るという確かなやりがい。そうしたやりがいが、次の工事に挑むエネルギーに繋がっています。ホームドアを備えた駅はまだそれほど多くありません。だからこそ今日も現場へ、すべての駅に安全を届けるまで。関東総業の使命はつづきます。
Daily schedule 1日の流れ
Weekly schedule 一週間の流れ
設備工事部 副主任
和泉 陽哉 Haruya Izumi





